2008.03.19 (Wed)
浪人体験記

2月に一浪を経て、大学に合格した娘のウェブサイトがスタートしました。
もちろんデザインを含めた最初の導入は僕からのプレゼントですが、コンテンツである「女子自宅浪人体験記」は、娘が書きました。
通常、この手の浪人体験記というのは、東大や京大のような超一流大学に進学した人が記すもののようですが(笑)、僕はむしろうちのような凡人の体験記が重要な気がしています。なぜなら、圧倒的にそういう人の方が多いわけですから…
サイトの中に、1ページだけ僕の大学受験ビジネスに対する想いを綴っているのですが、進学塾や予備校というのはまさに「大学生の規格大量生産工場」みたいなもので、そこに子供をまかせておけば何とかなるというのは、少し違うように思います。
うちは家庭教師をお願いして受験勉強をさせたのですが、浪人生には勉強のアドバイスやテクニックと同じか、それ以上に心のクリニックが重要です。一度挫折し、自信を粉々にされているのですから、もう一度やる気を引き出し、それを1年間維持させてやるためには、まわりの暖かい応援は不可欠でしょう。
加えてもう1つ、なぜ大学に行きたいのか?という動機付けが大事です。
医学部や薬学部のように、その次が明確に決まっているならともかく、それ以外は将来何になる為に大学に行くというのは、けしてホンネではなく建前でしかないわけで、それでは人は燃えませんよね〜(笑)。
大学生活がすごく楽しそうだから、味わってみたい…
これがうちの娘の動機でした。
そしてそれは、僕自身の大学進学時の動機でもあったし、またキャンパスライフの思い出でもあったわけです。しかし、楽しいことはけして簡単には手に入りません。頑張ったものにだけ与えられるご褒美。僕はそれが日本の大学生活ではないかと思います。
4年間でキャンピングカー1台分のお金がかかるわけですから、ある意味では親から子供へ贈る、最大にして最後のプレゼント。それを苦労なしに与えるほど、僕は人間ができてはいない。胃に穴が開くほどの苦しみの上にこそ、本当の喜びがあるのでは?
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